・大学を卒業してから約10年間、某コーラ飲料会社(青い方)に勤務して
いました。
「それがなぜ?革の世界に?」
または「趣味が高じてこの世界に?」
とよく聞かれます。
会社員時代は特別革製品に思い入れがあった訳でもなく、革フェチでもなく
ましては趣味が高じてこの世界に入った訳ではありません。
飲料の仕事は自分で選んで進んだ道でしたし、仕事も嫌いでは無かったと思います。
大学生の時、心理学科だったんですがロスに行った時にコーラ業界にカルチャーショックを受けそのまま就職活動に突入。そして就職しました。
うつ病の服
就職して8年位したある日、出向でウーロン茶で有名なSフーズ社でマーケティングアドバイザーという仕事をしていました。
カローラバンに乗って安曇野を運転している時にふと思いました。
「毎年上がっていく予算は、どこまで上がってしまうのだろう?」
「自分はコーラを売るために生まれてきたのかな?」
「自分はこの仕事をしてて良いのだろうか?」
って思っちゃったんですよね。
企業に勤めていると必ず定年があります。
会社にいる時は「部長!」とか言われていても、退職すれば、ただのおじさん。それまで築いてきたものを退職した後に活かせている人は少ない気がしました。
なぜラバーフェチ
「どうせだったら、この世に自分が生きた証を残せる様な仕事がしたいな」
「キャリアを積めばその分自分自身に蓄積できる仕事がしたいな」
「定年がなく、自分がやりたいと思っただけ仕事がしたいな」
「製造から販売まで自分でやりたいな」
こんなことを思っていた時、
「さて、自分には何が出来るだろう?」と考えはじめ、初めて革の世界に
興味を持ち始めました。
最初はレディースの靴作り(ラインがきれいなヒールやサンダルに興味を持ちました)からスタートしましたが、自分で調べたり様々な方からアドバイスを頂いた結果、「革」という広い目で見て2年ほど、会社に勤めながら休日や夜に製作を始めました。
ボクサーはたくさん流すん
でも、仕事も忙しかったので、段々革に接する時間が取れなくなり、ストレス
を感じると共に、「後であの時にやっていれば..」と思いたくないと思い、
起業を決心しました。
私の仕事の最大のテーマは
企画、デザイン、製作、流通全てに携わる、究極の「個人」を目指す事です。
現在は全行程を私一人で行っています。
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